1章Googleを制するとビジネスは飛躍する
第1話
検索エンジンの今後の動向
検索エンジンは当然ながら、日々進化しております。
AI のない時代やパソコンのスペックの低い時代では、
テクニックだけで上位表示することが非常に簡単でした。
曖昧な情報でも、流行しているようにロボットに対して魅せるだけで、
1 週間後には 1 位を取っている状態であり、
1 位のサイトは信用が高く、お客様も購入してくれる。
非常に良い時代であり、偽物も本物もごちゃまぜであり、
Google 自体の評価を下げるだけで、
サイト運営者にはあまりペナルティはありませんでした。
いたちごっこが続き、YAHOO は撤退(Google に買収)BING は、衰退などなど、
利益ではなく、検索エンジンを極めた Google 自体の一人勝ちとなっていきました。
しかし、一極端になったところで、
検索連動型広告(アドワーズ)を投入して、SEO の時代は終わりを迎え、
広告費に何百万も毎月入れて、売り上げをキープするという結果となりました。
上記の話は、大まかに話しておりますので、多少の時系列はカットしております。
(YAHOO のリスティング広告など)
利益主義ではない会社自体が、利益主義に代わり、色々と崩れていったのですが、
崩れさせたのは、ユーザーなのか、会社側なのか、それは、追及のしようがありません。
目視で確認して、検索エンジンスタッフをたくさん雇っていた Google は、
順位を下げても、スパム行為で順位を一晩で上げてくるスパムサイトに
頭を悩ませていたのは確かです。
お金を払うことで、1 位を獲得できる。
単純な仕組みは利益を得るために必要だったのかもしれません。
しかしこの利益主義に走った行動は、
Google の評価とブランドを大きく下げる結果となりました。
1 位の会社は信頼ができると思っていたお客様。
広告サイトと思わずに1 位だから安心と思っていたものが、
裏切られる状態でした。
誰もが、インターネットという未知の生物に対して、
使うしかない状態であり、カオスを創りだしていました。
ここまでの話は、私自身が 2000 年前後から
ざっと 23 年間検索上位対策(SEO)と向き合ってきた見解です。
多くのアップデート
(ペンギン・パンダ・ハミング・ベニス・ドアウェイ・モバイルフレンドリー)
などなど、ありましたが、
より良いサイトを上位表示するコアアップデートをしてきます。
Google の思惑は、最初から変わっておりません。
より本物に近づいており、より良いサイトを上位表示させたいと考えて、
アルゴリズムを作り続けて進化しております。