１章今あるもので売上と利益は大きく変わる（分析）
第7話
１．意識付けで作るホームページ
多くの会社の上司は弊社で働けて幸せだろう。と考えて、社員を働かせているのですが、なぜかいつも社員は隣の芝生が青く見えて転職活動を頑張っている社員がいます。どこに行っても一緒だよ。といえば言うほど、辞める速度が早くなっていきます。このような人たちに対して、上司に恵まれてるよ。俺の時代は・・と話しても、そんな大昔の会社が小さい時に、こんな会社に入社する気はないので、そもそも話の種にもなりません。
このような人達をどのようにすれば、隣の芝生を青く見せずに、青く見えている時間を、自分の会社に向かせるものにするのかを考えていきました。すると、セミナーや自己啓発のものが出てきました。この手のセミナーですが、ほとんど効果を発揮しませんでした。セミナーに行っても、１ヶ月もすれば魔法は切れていきます。また、元通りです。
自己啓発は、洗脳ですから人を操るということ自体、人を下に見ている行為です。長続きするはずはありません。人の心を操らずに、経営者が本当に思っている。隣の芝生は青くなくて、こっちのほうが青いんだよ。他社から羨ましくなれるように、他社の社員が弊社の芝生はフカフカでとっても柔らかくて青いんだよ。と思われるためには、見えている部分をキレイにすることが重要だと気が付きました。その伝える力で社員の意識が本当に簡単に変わってきます。ホームページを社員に伝えるを取り入れると、このようなことが自然と起きてきて、自然と良い人が集まってきます。…①
ここで働いていることが幸せに思えるようなホームページを作れば問題ない。
日常業務やお客様に対して実際にやっている細かいことを伝えるホームページを作っていきます。こんなに真剣に仕事をしています。私たちは真面目です。この苦労をわかって下さい。このようなページが出来てスタッフに見せました。
これを実際の社員にみせると、このような言葉が返ってきました。働いている価値がある。これでお客様もわかってくれる。社員のモチベーションが上がり、働いている意義が明確になりました。当然お客様に対しての自信も上がり、電話口での相談事も多くなりました。新規のお客様からのお問合わせの質も上がり、話すことのストレスが軽減されていきました。…②
数ヶ月すると、これを見た求人の方が、
「この会社で働かせて下さい。」
と目をキラキラして応募してくるようになりました。その面接をスタッフにさせると、ホームページ制作Ｆで働いていて本当に良かったと、再確認してもらえるようになりました。さらに、会社を辞めたいという時に相談するのは、友達であったり、両親であったりします。その時に、ホームページを見てもらった時に、
「こんな会社は中々無いよ。」
「今のところでもう少し頑張ってみればよいのに、あなたのところの会社は本当に良いよね。」
「私もそこで働きたい。」という会話が出やすくなりました。…③
社会生活は、第三者の意見に左右されやすいものです。
周りを取り巻く人が、応援をしてくれればくれるほど頑張るようになり、正論となっていきます。この経験から得たものは、会社を判断するホームページで伝えることが出来ていない場合は、いくら業務が良くても、良い待遇になっていても、社員のモチベーションを上げることはできません。他者から褒められるという肝心なことが抜けてしまうこととなります。人は認められると、自ずとやる気が出てきます。認められるために、良い会社であるという自然な空気を伝えることで、意識付けをするホームページを持つことは、マイナス面が解消されて、今の社員の風評被害が少なくなり、自社の良い所に目が行くようになります。。…④
３年育てた社員が辞めるのは、大きな痛手だと考えます。
人を入れるのは簡単ですが、長年勤めた社員が、やる気を出して能力アップしてくれたほうが豊かな企業に近づいていきます。
一時的な効果を得るために、自己啓発セミナーなどで解決をして、社内の問題にいつも施策を取る。そんなことをしなくてもホームページで伝えるだけで解決するのです。長くいる社員の方が、細かいことなど良く知っています。２年目と３年目。成長させると、３年目の社員の方が伸びていきます。時間は、経験を積むことには必要です。経験を活かせる状態になればこそ、会社の売上を内からも外からも上げられる。社員全員のモチベーションも上げることが出来る状態となります。どのような会社の環境でも、全員が１年目であれば、結果を出すまでに時間がかかります。…⑤
7話以降の続きは
Liberty Life
サブスクリプション 月々1,100円
7日間無料にて公開しております。