０章豊かな企業はホームページ１つから出来る
第4話
３．全てはありのままの状態で良い
広告戦略をするということになりますと、やはり考えてしまうものが、マーケティング理論だと思います。黄金比のデザインや色彩感覚。ペルソナ（ターゲット層や属性）の設定。よくコンサルティング会社がやるようなものを想像すると思います。
そういうものは全く必要ありません。そのような、不確定なものをターゲットにするから、すぐに広告戦略を練り直さなければいけなくなります。広告に夢を見すぎる状態です。夢を描いても、銀行に見せる売上げ目標と同じです。なにも現場は変わりません。…①
結果的に、広告費がどんどん消えいき、広告会社が儲かり、自社の売上は上がっていくのですが、支出も増え、結末は危ない経営となり、不安を広告で埋めるというようなことになっていくのです。
ありのままの状態を受け入れてもらえるようにすれば、広告をせずとも自ずと人は寄ってきます。ありのままに寄ってきた人は、離れていきません。広告費をかけなくても、お客様は残ってくれるようになります。すると、利益も多く残るようになり、その利益を還元したり、勉強に費やし、成長することで自ずと経営は豊かに自然と発展していきます。…②
広告戦略とは人を操ることではない。
人を操るのではなく、人と対話をして包み込む優しさを持つことが重要です。ここまで、当たり前のことを書き続けますと、それができないからと思う人もいます。それは、基礎ができていないから、ジャンプをするだけです。人の望む豊かさとは変わらず、会社も人を快適にするためにあります。変わったと思うのは、広告です。そして、広告が変わった先に、広告は歪み、政府までもが広告を打つ結果となり、血で血を洗う戦争となっただけです。本来の広告とはかけ離れた現実であり、誰もが評論家となっているこの状態はおかしいです。誰もが詐欺師になる。だからこそ、本物だけが残れるためにこの本を書いています。マーケティングがうまいとか、関係ないのです。本物だけが出来ることを広告はすれば結果が出るのです。…③
広告で、人を操ろうと考えた、広告戦略では人は一過性でしか動きません。一瞬の効果で消えゆきます。操ろうとして、操れた人たちはあなたより知識が低い人が動いただけの結果となり、発展性がありません。全ては計算の中であり、人を見下した行為の広告となります。そのような会社や広告会社に、世間はあまり良い目を向けることはありません。マーケティングより大切なことを理解しなければいけません。
お金でつながるより、お金がなくてもつながる関係のほうが、遥かに豊かに周囲が良い環境となり続けます。事業の継続を支えている方達は、既存のお客様が８割というのが優良企業と言われています。多くの企業は、８割の既存のお客様に支えら、２割が新規のお客様で売上が立っています。８割のお客様を大切にすればするほど豊かになります。…④
既存のお客様には、心を操ろうと考えていない方が多いのではないでしょうか。
常連のお客様にはお金だけの関係では無くなります。マーケティングより、お客様に対しての気持ちのほうが大きいのではないでしょうか。この心意気は誰でも持っています。このような心意気が良い人と付き合いたい人は多いです。
人は良い人と付き合いたい。人は豊かになりたい。マーケティングより、心意気を出すことは、良い人と良い環境と思われます。人から好かれる結果とつながります。数ある広告理論を試してきましたが、人が人に商売をするのですから、長くより良い関係をしていくためには、長く付き合える会社なのかをハッキリと出していったほうが効果が高くなります。いろいろな広告に手を出すことより、今出来ることをありのままに伝える。多くの反響を呼ぶ結果となります。あなたの見えない心意気は、自然と常連のお客様とつながっているのです。
ありのままに出すことを恐れて、大手感を出して仕事を取っていたお客様ですが、ホームページを変えることにより、より人が分かるようになり、お問合わせの質も上がり、豊かなお客様が周りに増えました。…⑤